意識していない無駄がある? IT費用とは?
毎月定期的に支払っている、PCのリース費用やインターネット接続費用、ソフトウェアの利用費用、携帯電話……。身の回りを見渡していただくと、継続的に支払いをしているITに関する費用は、毎月数十〜数百万円になるのではないでしょうか。
しかし、それだけ身近な出費にも関わらず、「何の分を」「どれくらい」支払っているのかということを、正確に把握している方は少なく、使わなくなったインターネットの接続契約を、数年以上支払い続けているケースをよく見かけます。
もし、契約した時から一度も契約内容を見直していないものがあれば、今すぐ契約書を確認してみましょう。契約書をどこにしまったか分からない場合は、支払い明細をもとに、支払い先に確認を取ることも必要です。
一つずつ見直していくと、「事務所を移転する前に契約していたもの」や「必要かどうかは分からないが、リース会社に勧められるままに契約して、結局使っていないもの」が、案外多く残っていることに気付かされます。毎月5000円の支払いをしていたものが不要だとわかると、それだけで年間6万円の削減になります。
今後のために、何かを購入した際は、取扱説明書をまとめて保管しておく場所を決めておき、更に、その説明書がどの機械のものであるかということが明確に分かるよう、整理整頓しておくことも忘れずに行ないましょう。
Excelなどで、どの機械をいつ購入したのか、リース契約か購入したものなのかが最低限分かるよう、表にして管理し、いつでも簡単に、契約内容を見直せるようにすることが、無駄のないIT投資の第一歩となるのです。