経験の浅さは練習でカバーしました。新入社員から見た展示会出展
・新入社員緊張の3日間
以前からお伝えしていた通り、ハラサワは2023年4月12日から15日にかけて金属プレス加工技術展2023に出展しておりました。今回は新卒で入社した「私」が展示会の様子をお伝えしようと思います。入社して早々このような大きなイベントに参加することになるとは…!緊張や不安を抱えつつも、ビッグサイトでの展示会運営や物珍しい物を見ることができる経験に心躍らせ、いざ声かけ開始。マスクも相まって喧噪にかき消された声は、中々お客様に届かず、最初こそスルーされてしまいました。来場者の中には韓国や中国国籍の方もおられ、言語の壁を感じることがしばしばありましたが、結果的に多くの人と名刺交換や会話をすることができ勉強になった3日間だったと思います。
・目を引く出展ブースの数々
他社の展示の中で私が印象的だったものも数多くあります。特注のチェス、カメラの小さなパーツ、卓上プレス機、空飛ぶ車、ハニカムシェード、大仏絞り、協働ロボットなど、金型プレスの多種多様な側面がみることができ、とても面白かったです。モノ自体はもちろん、そのサンプルが映えるテーブルクロスや段差のディスプレイ棚など、綺麗な展示レイアウトには何度も目が止まりました。これらを参考に、次回参加時には我々のスペースを更に美しいものにしたいです。
・ハラサワブースで、板巻パイプとは何かを解説してました。
さて、そんな様々な展示がある中、弊社ブースに立ち寄っていただいた方が興味を持ったポイントをご紹介します。まず、技術面ではロール加工の方法です。金型ではなく2軸のロール機を使用して丸めること、そしてそれは規格外でも対応できること。仕上がりの綺麗さも評価していただけました。また、小ロット生産という強みによって、試作や開発を頻繁に行なう企業様から是非利用してみたいとお声がけいただけたのはとても嬉しかったです。
展示会準備をする上で、お立ち寄りいただいた方に製品説明をすべく何度もロープレを行なった結果自社製品の理解を深めることができました。しかし、それ以上にお客様から出た質問や先述したような反応を通して、ハラサワの製造方法、小ロット生産、規格外パイプの強みを再度認識でき、新卒で参加させていただけたことは大変有意義でありがたい機会であったと感じています。
・形のない報酬
最後に、嬉しかった出来事を記します。今回、展示会に出た際に「メルマガ読んでますよ」とのお声がけや、私の同期の製品説明を受けて触発されたという他社スタッフ様の反応。私も負けていられないというやる気になりました。今後も若手組は精進してまいりますので、何卒よろしくお願いします。