産業交流展2011 営業担当者レポート
展示会出展3度目なった産業交流展2011。今回も準備や運営に当たったのは若手メンバー。しかもその中心となったのは今年度入社の新卒社員でした。もちろん彼らは普段現場作業を中心に働いています。展示会出展は現場作業と並行しておこなわれました。専属の営業担当を持たないハラサワにとって、展示会は新規顧客獲得の大きなチャンス。年に一度の出展にはいつもひと通りでない力の入れ方をします。
それだけに、新入社員に負担をかけ過ぎではないか?との声もありましたが、そこは彼らの潜在能力を見込んでのこと。「大きな舞台を、期待の新人たちに任せる」ことがハラサワの社員教育なのです。
そして迎えた当日。メンバーたちは、若手ならではの発想を駆使したツールを用意し、来場者を呼び込みました。ブースのBGMはレッド・ホット・チリペッパーズ。会場に響くファンクなノリが遠くの来場者まで強力に効果。聴覚的にブースに呼び込むことができました。結果、今年度は昨年を遙かに凌ぐ見栄え、出来栄えとなり、多くのお客様にハラサワの存在を知っていただくことができました。
産業交流展は、毎年行われる中小企業の出展が中心となった展示会。50,000~60,000人の来場者のありますが、不景気の影響か近年は来場者が減少傾向にあります。展示会の盛り上がり具合の指標にメインストリートの込み具合が挙げられますが、今年度は若干人も疎ら。最初は私たちも人通りの少なさに苦戦しました。また、限定的な観測ながら来場者がある程度「何を見るか、どこを見るか」を定めて展示会を訪れている節を感じます。お名刺をいただいたお客様では、インテリアなどデザイン業界の方が多かったように感じます。今の景気にあってなかなか興味深い結果です。
ご依頼としては、ハラサワでは今まであまり扱うことのなかった分野ながら、お客様からのこれできる?という声によって成長してきたハラサワですから、これに対応させていただけるよう精いっぱい努力し、お客様とともに成長していきたいと思っております。ブースにお越しいただいたお客様に、どのようにお役に立てるかを提案していくことがこの後の仕事です。